塗り足し

塗り足し

印刷データで良く耳にする「塗り足し」についての見ていきましょう。仮に下のようなA4サイズのデータを作成してみました。

入稿データ確認

トンボ(トリムマーク)もあり、データもきちんと配置されているのでこれで良しと思いきや、このまま入稿してしまうと下のように印刷があがってくる可能性があります。

印刷ミス

すこしわかりにくいかもしれませんが、薄いグレーは背景だと思ってください。印刷されたA4サイズの左としたに白い部分が出てしまっています。

先程のデータをチェックしてみると「塗り足し」が入っていなかったのが確認できます。印刷データは背景のサイズを断裁線よりも「3mm程度」大きく作らなければなりません。その「3mm」の部分のことを「塗り足し」といいます。

線の確認

拡大してみると・・・

拡大して確認

のように右側の位置まで背景を配置するようにしましょう。

断裁線(印刷の際にカットする線)から3mm大きくデータを作ります。

印刷というと一般の方にとっては家庭用のプリンターや会社の複合機を連想されるため「A4サイズのデータはA4サイズの印刷紙で印刷をする」と誤解してしまっているケースがあります。

実際にはロール紙に複数データを並べて印刷し、断裁(カット)してA4サイズに仕上げるというのが印刷会社では一般的です。また、カットする際に、数mmズレてカットされてしまうことがあるため塗り足しをしていないデータの場合は、余白の白い部分が印刷されないということが起こってしまうのです。

こういった事態を未然に防ぐために必ず塗り足しをしたデータを入稿するようにしてください。