入稿データのつくりかた – Illustrator –

印刷会社にデザインデータを入稿する際のルールを知っていますか?

自宅や社内のプリンターで書類を印刷するときは、各ソフトウェアの「印刷」から簡単に印刷(出力)できますが、印刷会社に印刷を依頼をする場合、「注文者がデザインデータを“完全データ”にしてから入稿(注文)する」必要があります。

初めて印刷会社に入稿をする人によくあるのが、印刷会社から以下のような修正指示を受けてしまうケースです。

よくある修正指示

テキストのアウトラインをかけてください!
画像を埋め込むか、リンクを付けてください!
孤立点を削除してください!
塗り足しを3mmとってください!

など、データを送るたびに連絡があり「リンクって何?」「孤立点って何の点?」と戸惑ってしまうことがあります。

修正指示の連絡をくれる印刷会社さんはまだ親切な方で、会社によってはデータに不備があっても連絡をくれずにそのまま印刷して納品されるパターンもあります。実際に商品を受け取ってみると「文字が抜けている」「フォントが変わっている」「画像が抜け落ちている」など、後になってから致命的なミスが発覚するなんてこともあります。。。そんなことになってしまうと、納期に間に合わなかったり再注文する羽目になり料金が2倍かかってしまった。。。なんてことになりかねません。

DTPデザイナーにとって入稿データを完全データにすること、「文字はアウトラインをかける」「画像を埋め込む」などは当たり前!って常識ですが、慣れていない人にとっては聞きなれない単語と指示で戸惑ってしまうものです。また、その他にも入稿する際のルールがあるので確認しておきましょう。

まずは、Illustrator(イラストレーター)や、Photoshop(フォトショップ)などのデザイン系ソフトで作成したデザインデータにおいて「問題なく印刷が可能なデータ(不備のないデータ)」を「完全データ」と呼びます。

完全データとは?

完全データとは、印刷会社が問題なく印刷できる完璧な状態のデータのこと。これまで印刷物を入稿したことがない人や、なんとなくアウトラインと埋め込みだけしてた。。。なんてデザイナーさんは、入稿する前に必ず以下の項目をチェックするようにしましょう。

  1. トンボをつける
  2. ガイドを作成
  3. CMYKとRGB
  4. 天地の指定
  5. 刷色を指定
  6. テキストのアウトライン化
  7. 塗り足し
  8. リンク画像の配置
  9. 画像を埋め込む
  10. 画像の解像度
  11. 文字のサイズ
  12. 文字情報の配置する位置
  13. ラスタライズ
  14. オーバープリント
  15. スミベタとリッチブラック
  16. 特色
  17. 孤立点を削除
  18. ロックと隠れファイル
  19. ファイル名の付け方